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今が旬の河津桜を見に行くことにしました。
5時半に家を出て、長岡の富士山を撮るつもりでしたが空は霞んでいて見えませんでした。
大仁のすき家で朝食をとり、そのまま河津に向かいました。
昔来た時はスーパーアオキの駐車場に停めました。
今回はまだ早すぎてロープが張られておりました。
今日はちゃんと料金を払おう、そう思っていましたが、駐車場はまだ係りがおらず、結局無料で停めました。
川沿いを歩き出すと、いきなり満開の桜が迎えてくれました。 |
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今回は、ぜひ河津桜の原木とやらを見たかったので、係りの人に聞き、原木を探しに行きました。
いったん川沿いから離れて町道の方を歩きます。
このへんは予備知識がないとわからない事です。
やがて大きな桜が見えてきました。
これかな?と思いましたが違うようです。 |
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一般民家のようです。
「私有地につき立入ご遠慮ください」の看板が見えます。
それにしても見事な河津桜です。 |
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正面から見るとこんな感じです。
周りに余計な桜が無く、瓦屋根の民家とも合っていてさすがに立派です。
惜しいのは電線。
なんとかならないのでしょうか? |
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近寄って撮影してみます。
桜のカーテンがひかれているようで、素晴らしい庭です。 |
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偶然、家の中から住人が…。
お孫さんが幼稚園に行くところでしょうか。 |
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詳しい解説が記されています。
そう古いものではないんですね。
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿。
川沿いにきれいに咲いていた桜をみんな切ってしまったお馬鹿な町もありましたが、この河津町を見習って欲しいものです。 |
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開花時期が早く、2月上旬から3月上旬まで約1ヶ月以上にわたって咲いています。
花が大きくピンク色なのが特徴。
寒緋桜と早咲き大島桜の自然交配種と考えられています。
昭和50年4月に、河津町の木として指定されました。
(河津桜まつり実行委員会お花見マップ より抜粋) |
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青空に映えます。
河津桜はソメイヨシノに比べて赤みが強く、花もふっくらボリュームがあります。 |
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まさに満開です。
文句なし。
河津桜が人気なのは、単に早咲きというだけでなく、花が鮮やかで見ごたえがあり見学期間も長いということにあると思います。
町全体で盛り上げて行こう!という活気がすごく感じられます。
ニュースでは8分咲きなんて報道していましたがそれは今週末の誘客を見込んだ情報操作。
もう満開を過ぎています(笑) |
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原木を見終わり、目的は果たしました。
あとは道なりにのんびり歩いて行きましょう。
河津桜まつり本部を基点として、河津中学校が見えたら来宮橋を渡ります。 |
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橋の上から川沿いの桜並木を望遠レンズで切り取ります。
どうやら夜はライトアップされるようです。 |
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天気は霞がかかったような晴れでした。
もっと青空が出れば川に反射してきれいな写真になったのですが… |
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峰温泉のあたりは、歩道が狭いわりに河津桜が密集して咲いているので、所々桜のトンネル状態になっています。 |
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サギの仲間がいました。
桜ごしに撮ってみました。
いわば自然のフィルターです。
やはりコンパクトデジカメだとボケ具合がイマイチです(汗) |
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足湯がありました。
まだ早い時間でしたので人は少なかったですが、もう少しするといっぱいになるんでしょうね。 |
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柵を見ると、夜はイルミネーションが点灯するようです。
さすが、お金をかけています。 |
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菜の花と河津桜のむせかえるような春模様を撮影していると、背後で人の気配がしました。
熟年の夫婦が私の撮影を見ていました。
「どうぞ、どうぞ。菜の花も撮れますよ」
私は場所をゆずってあげました。 |
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「やっぱりカメラマンの撮る場所は違うわね〜」
みたいな内容の事を言いながら喜んで記念写真を撮っていました。
峰大橋を渡り、川の反対側に行き帰路につきます。 |
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メジロが桜の枝を飛び回っていました。
実際は目が白いわけではなく目の周りなんですけどね(笑) |
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ウグイスに間違われやすいということですが、桜の木々を飛び回っているのはまずメジロです。 |
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川に散った花びらにも美しさはある。
ゴミも混じってますが… |
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今回のアーティスティック部門はこれ。
川に映りこんだしだれ桜です。 |
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これがその桜の正体。
やはり、民家の名もない河津桜なんでしょうか?
立派過ぎます。 |
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とにかく河津町は親切です。
河津桜まつりのチラシやお花見マップなど至れり尽くせり。
橋には「ここは来宮橋です」と看板がついています。
初めてきた人でも自分の位置関係がわかるようになっているのです。 |
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そろそろ引き返します。
いつの間にかとんでもないコトになっていました。 |
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河津桜まつりのもうひとつの楽しみが出店です。
ワンちゃんまで駆り出されます。 |
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しかし、このディアナ君、なかなかの人気者なのです。 |
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アイスやら、串焼きやら、食べながら歩いている人が多くなりました。
出店に入ってみました。
サザエの串焼きを注文しました(300円)
カルビや塩タンもありましたが600円とは… |
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デジカメもカメラ付きケータイも、モニタで自分を見ながら撮れるので便利です。
「撮ってあげましょうか?」と声をかけるのはもう野暮かもしれない…
けっこう歩きました。
しかし、距離を感じさせないほどお花見ハイキングコースは楽しめました。
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150万人が訪れるという春の一大イベントとなった河津桜まつり。
伊豆全体で見ても、相当の経済効果が見込まれ、他の市町村も恩恵を授かっています。
西伊豆でこれに匹敵するようなイベントはなんだろう…
そんなことを天城越え道の駅でぼんやりと考えながら、ひっきりなしに出入りしている河津帰りのマイカーを眺めていました。 |
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